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サステナビリティ推進 イベント

2025.10.01

〈首都圏〉2025秋 家族で楽しめるSDGs関連イベントまとめ

〈首都圏〉2025秋 家族で楽しめるSDGs関連イベントまとめ

目次

    気候が良く、連休や祝日が多い秋のシーズンは、どこに行こうかと考えるのも楽しみですね。今回の記事では、SDGsやサステナビリティに関連する家族で楽しめるイベントを、食・スポーツ・エコ・アート・科学の5つのジャンルにわけてご紹介します。 

    ※ SDGsに関連する展示会の情報はこちらの記事をご覧ください。 

    食・グルメ

    横浜オクトーバーフェスト2025

    “ビールの祭典”「横浜オクトーバーフェスト2025」が今年も横浜赤レンガ倉庫で開催されます。 

    日本初上陸や会場限定の希少なビールをはじめ、本格的なドイツビールや地ビールなど約100種類ものビールが一堂に会します。販売ブースや客席が並ぶ大型テント内のステージでは、ドイツ楽団による生演奏もおこなわれ、伝統的なオクトーバーフェストの雰囲気を満喫できます。また、ビアガーデン席では、本場ドイツのスタイルを忠実に再現した醸造所ごとの3つのエリアが登場します。 

    本イベントは「笑う、サステナブル」をテーマに、「店舗で使われる食器や包装材の脱プラスチック推進」、「会場内の発電機にGTL燃料*を使用」「グラスデポジット制の採用」「イベントで出た廃食用油をSAF原料**として活用」といったSDGsの取り組みもおこなわれており、イベントを楽しみながら意識せずにSDGsに貢献できる仕掛けになっています。 

    *天然ガスから生成された軽油代替燃料。従来の軽油を使用した場合よりCO2を約8.5%削減できる。 
    **持続可能な航空燃料。従来の航空燃料に比べCO2排出量を約80%削減できる。 

    雨予報の平日は入場料が300円(通常500円)になる等、お得なキャンペーンも実施中です。詳しくは下記のリンク先をご確認ください。 

    実りのフェスティバル2025

    「実りのフェスティバル」は、「農林水産業と食」に対する認知・理解拡大のため、農林水産省や都道府県、農林水産関係団体が開催する年に1度のイベントです。 

    農林水産省や都道府県による、特長のある技術や食材が一堂に会し、紹介展示や、試飲・試食、即売がおこなわれます。日本各地の農林水産業や地域文化の魅力を「見て・触れて・味わう」ことで、食のサステナビリティを考えるきっかけになりそうです。 ポニーの体験乗馬や、ジャンボうさぎとのふれあいなど、子ども向けの体験イベントも開催されます。 

    東京食肉市場まつり2025

    年に一度開催される「東京食肉市場まつり2025」は、安心・安全な国産牛肉・豚肉を味わいながら、食肉の魅力と食の安全性について楽しく学べるイベントです。今年は鹿児島県が特別協賛県として参加し、「鹿児島黒牛」「かごしま黒豚」などの県産品が多数登場します。 

    当日は、鹿児島黒牛・黒豚のしゃぶしゃぶやモツ煮込みなどの無料試食(試食券制・数量限定)、世界の屋台料理コーナー(有料)、鹿児島黒牛ステーキ重のキッチンカーが登場。食肉・加工品の販売もあり、3,000円以上の購入で豪華景品が当たるスクラッチ抽選に参加できます。 また、芝浦食肉衛生検査所による、ミニ保冷バッグプレゼント付きの講習会「お肉を安心して食べるには?」も開催されます。 

    食肉の魅力を、味わい・体験し・学びながら発見できる2日間。ぜひご家族や友人と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。 

    • 開催場所:東京都中央卸売市場食肉市場
    • 開催日:2025年10月18日(土)、19日(日)
    • 入場料:無料 
    • 主催:東京食肉市場協会
    • 詳細: 東京食肉市場まつり2025

    スポーツ

    東京2025デフリンピック

    この秋、国際ろう者スポーツ大会「第25回デフリンピック」が東京・静岡・福島の3会場で、開催されます。国内では初の開催で、デフリンピック発祥から100年を迎える記念すべき大会となります。 

    世界70~80ヶ国・地域から約3000人(見込)の選手が参加し、21の競技に挑みます。本大会では、スタート音に代えて光を使う、審判の声を旗で知らせるなど、視覚的手段を用いた工夫が各所に施されるほか、国際手話やサインランゲージなど、言語・情報のバリアフリー化を図る取り組みがおこなわれます。 

    事前申し込みは不要で、観戦料は無料です。デフリンピック観戦を通してスポーツの奥深さや多様性について親子で考えてみてもよいかもしれませんね。 

    秋のキッズフェスタ2025

    「秋のキッズフェスタ2025」は、緑豊かな代々木の地で、多彩なプログラムを通して、遊び・学び・スポーツ・文化を通じた体験ができる、子どもから大人まで楽しめる2日間のイベントです。 

    〈プログラムの一例〉 

    • スポーツ体験:アスリートと楽しむスポーツ教室、ディスクゴルフ、パドルテニス、縄跳び教室、モルック体験、スポーツチャンバラ
    • ワークショップ:SDGsカードゲーム、オリジナルエコバックづくり、食育教室、クラフト体験、電子工作など
    • 文化体験:歌舞伎の立ち回り体験、将棋体験、落語体験など 

    子どもだけが参加できる体験型マーケット「キッズフリマ」も開催。キッチンカーも出展するので、グルメも充実。秋の休日に、自然の中で五感を使って楽しみながら、ご家族で新しい発見をしてみませんか? 

    • 日時:2025年10月25日(土)10:30~17:00、26日(日)10:30~15:30
    • 会場:国立オリンピック記念青少年総合センター(代々木公園エリア含む)
    • 入場料:18歳未満無料/18歳以上500円(当日現金またはPayPay支払い)
    • 主催:体験の風をおこそう運動推進委員会
    • 詳細:https://nyc.niye.go.jp/festa 

    スポーツフェスタ 2025 in 東京体育館

    東京体育館で開催される「スポーツフェスタ2025」は、年齢や障がいの有無を問わず、誰もが楽しめる体験型スポーツイベントです。体を動かす楽しさを感じられる多彩なプログラムが用意されています。 

    〈プログラムの一例〉 

    • 測定・相談:握力や反復横跳びなどの新体力テスト、シニア向け健康相談
    • かけっこ教室:速く走るためのフォームを学ぶ教室(小学生対象・当日申込制)
    • eスポーツ体験:ゲーム感覚で運動習慣を身につける新感覚プログラム
    • デフサッカー体験:聴覚障がい者のサッカーを体験、視覚的なルールを学ぶ
    • ニュースポーツ体験: ストラックアウト、スルーネットピンポン、ノルディックウォーク、SASSEN(センサー付き刀で戦うデジタルチャンバラ)、フラフープなど
    • 手話ダンス:音楽と手話を融合したダンス

    子どもが楽しめるエアー遊具や、スタンプラリーのプログラムも。色々なスポーツを気軽に体験できる、年に一度の人気イベントです。

    • 開催場所:東京体育館(東京・代々木) 
    • 開催日:2025年10月13日(月・祝) 10:00~17:00
    • 参加費:無料
    • 主催:東京都スポーツ文化事業団
    • 詳細: https://www.sportsfesta.jp/2025_toutai/

    環境・エコ

    足立区くらしフェスタ

    足立区で毎年開かれている「くらしフェスタ(消費生活展)」が、今年も「エシカル消費、始めの一歩」をテーマに開催されます。 

    会場内では、消費者団体や行政、企業がブースを設け、プラスチック分別や電気安全、廃食油回収、リサイクル素材の展示など、暮らしに直結するサステナブルな情報をわかりやすく紹介します。麻ひものミサンガづくり、リサイクル糸を使ったブレスレットづくり、廃材アート作りなど、子どもも大人も楽しめる体験コーナーも充実。区内の福祉施設製品や地産野菜、環境に配慮された雑貨などが物販コーナーに並びます。 

    「学び・体験・買う」を通じて、「自分にもできるエシカルな取り組み」を見つける絶好の機会です。 

    • 開催場所:エル・ソフィア(東京・足立区) 
    • 開催日:2025年10月25日(土) 10:00~16:00
    • 参加費:無料
    • 主催:足立区消費者センター
    • 詳細:くらしフェスタ

    東村山市エコライフフェア

    東村山市ではこの秋、「東村山市エコライフフェア」が開催されます。 

    フリーマーケットが約50区画出店されるほか、古くなった家具や日用品の再利用をすすめる「リサイクル工房」の出展、パッカー車展示・乗車体験、生ごみ処理器の紹介と体験、廃食用油の回収とSAF(持続可能な航空燃料)に生まれ変わるまでの過程がわかるVR体験など、子どもから大人まで楽しみながら「ものを大切に使う暮らし」を体感できます。 

    無料で参加でき、申し込みは不要。ご家族や友人を誘って、持続可能な暮らしへのヒントを見つけに足を運んでみてはいかがでしょうか。 

    芸術・アート

    東京国立近代美術館 Family Day

    「Family Day こどもまっと 2025」は、「子どもとその家族が、芸術に気兼ねなく触れられる特別な時間」をコンセプトに、作品を「見る・話す・探す」など、あらゆる視点で美術館を楽しめる多彩なプログラムを展開する東京国立近代美術館の人気イベントです。

    カードのイラストを手がかりに作品を探す“みつけてビンゴ”や、ガイドと一緒に作品を見ながら感じたことを語り合う“対話鑑賞”など、参加型のアート体験を楽しめます。 展示されるのは、所蔵作品から選び抜かれた約200点。奈良美智、カンディンスキー、セザンヌら国内外の名作を作品の歴史的・造形的な視点で見比べられます。  

    会場には授乳室・おむつ替えスペース・休憩スペースなど、子ども連れ家族に配慮した環境が整っており、ベビーカーでの移動も可能。前庭のキッチンカーでは、ドリンクやお弁当形式の軽食が販売されます。 

    小さい子どもが周りに迷惑をかける心配をすることなく親子で楽しめる美術館イベントは希少です。この機会にぜひ、アート作品との対話を通じて五感と感性を育むひとときを、ご家族で楽しんでみてはいかがでしょうか。 

    科学

    東京都水の科学館 

    東京都水の科学館ではこの秋、水資源や水源の生態系、水の性質について楽しく学べるキッズイベントが複数開催されます。 水源林を舞台にした紙芝居公演や、保冷剤づくりのワークショップ、水の循環が一目でわかるオリジナルガーランド作り、防災科学実験ショーなど、小学生までの子どもが楽しめる体験イベントが盛りだくさん。 

    水の不思議と大切さを科学の視点で紹介している体感型の常設展示とともに、親子で科学に触れてみてはいかがでしょうか。 

    みなと科学館

    東京・虎ノ門の「みなと科学館」では、入場無料で楽しめる秋の企画展「ちがうってふしぎ!~絵本から考えるネコとイヌ~」が開催されます。この企画展は、絵本のストーリーに沿ってネコとイヌの姿・行動・感情表現を「科学的な視点」で見つめ直す展示になっており、見て楽しいだけでなく、生物の多様性を知る・考える機会につながります。 

    他にも、空気砲づくり、プログラミング講座、アロマバスボムづくりなどの体験型ワークショップや、夜のプラネタリウムでの星空コンサート、トークイベントなど、五感を使って学べるプログラムも多数用意されています。 

    サステナビリティ ハブ編集部

    サステナビリティ ハブ編集部

    サステナビリティ ハブは、日揮ホールディングス株式会社が運営する、企業のサステナビリティ活動を支援するオウンドメディアです。SDGsの達成に不可欠なソリューション、国内外の先進的な事例、サステナビリティ経営のヒントなど、課題解決に繋がる多様な情報を発信しています。長年、プラントエンジニアリングや社会インフラ構築に携わってきた日揮グループの知見を活かし、専門性を持ったメンバーが信頼性の高いコンテンツをお届けします。