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【2024冬】親子で楽しめる!SDGs関連イベント【11選】

身近なサステナビリティ サステナビリティ入門
目次

2023年もあと少しになりました。年末年始や冬の休日の過ごし方を今まさに計画中の方もいらっしゃるかもしれませんね。今回の記事では、親子で楽しめる冬のSDGs関連イベントやお出かけスポットをご紹介します。自然や地球を意識し今ある環境を持続していくことの大切さを、この冬親子で話し合ってみても良いのではないでしょうか。

春のイベントについてはこちらの記事をご覧ください。


2024春 親子で楽しめる!SDGs関連イベント|サステナビリティハブ

親子で楽しめる春のSDGs関連イベントお出かけスポットをご紹介します。様々な体験を通して、今ある環境を持続していくことの大切さを意識し、サステナブルな未来を実現するために何ができるかを考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

sustainability-hub.jp

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科学館・博物館

日本科学未来館|地球環境をテーマにした常設展示が新設

東京・お台場の日本科学未来館の常設展示が2023年11月にリニューアルされ、「ロボット」「地球環境」「老い」をテーマにした4つの新しい展示が誕生しました。 

「地球環境」の新設展示では「プラネタリー・クライシス これからもこの地球でくらすために」と題し、すでに気候変動の危機にさらされている地域の人々の暮らしを体感し、急激に変化する地球環境の今を科学的なデータに基づいて捉えます。 

私たちの暮らしがさまざまな環境問題を引き起こしている現状を理解していきながら、これからも地球で暮らしていくためのヒントとなるさまざまな取り組みに触れ、環境問題を考えるきっかけになるでしょう。 

ガスの科学館|新春イベント「みんなで楽しもう♪日本のお正月」

ガスの科学館がすてなーにでは、新春イベント「みんなで楽しもう♪日本のお正月」が開催されます。 

実験や紙芝居を通してエネルギーや環境について考えるプログラムや、ビー玉と輪ゴムの力で動くおもちゃをつくるワークショップ、お正月やガスについてのクイズ大会のほか、東京ユナイテッドバスケットボールクラブとのコラボ企画のシュートチャレンジなど、お子さんと一緒に楽しめる企画が盛りだくさんです。

会場: ガスの科学館(東京・豊洲)
開催日程: 2024年1月5日(金)~8日(月・祝)
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日: 月曜日(祝日の場合は翌日)、12月25日~1月4日


gas-kagakukan.com

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川口市立科学館|特別展「錯覚の科学を楽しもう~さっかく見ていく?~」  

川口市立科学館では、特別展「錯覚の科学を楽しもう~さっかく見ていく?~」を開催中です。

プロジェクションマッピングなどによる錯覚体験や3Dトリックアートなどによる錯視体験、あいまいな体の感覚を確かめる錯触体験、体感VRアクション「キックウェイ」体験などを楽しめます。関連イベントとして、1月13日には変化する不思議な立体をつくる紙工作教室、2月4日には宇宙での錯覚について元JAXA研究員が解説するトークショーなどもおこなわれます。 

館内のプラネタリウムでは、日本初公開となる月面基地の未来を描いた新作番組「MOONBASE 月面基地のミライ」を2月25日まで公開中です。こちらも併せて訪れてみても良いかもしれません。

会場: 川口市立科学館(埼玉・川口)
開催日程:  2023年12月9日(土)~2月12日(月)
開館時間: 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日: 月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日から1月3日、館内整理日、特別整理期間(年4回)

川口市科学館出典:川口市立科学館

神奈川県立 生命の星・地球博物館|生物多様性を学べる講座・観察会 

神奈川県立生命の星・地球博物館では、生物多様性を学べる様々な講座・観察会が開催されます。

標本作製や実体顕微鏡を使った観察をおこなう「魚をもっと知りたい人のための魚類学講座」、ボリビア産の石から化石を取り出す「親子でノジュール割りに挑戦~ボリビア産の古生代の生物を調べよう~」、タヌキやカモシカの骨格標本を観察しながら動物の体のつくりや暮らしを学ぶ「ほねほねパズルで学ぶ動物の骨のかたちとくらし」など、親子で学びを深める体験ができそうです。 

会場: 神奈川県立 生命の星・地球博物館(神奈川・小田原)
開催日程:  2024年1~3月の土曜・日曜(各プログラムの日程、事前申込の締切日、対象者など詳しい情報については下記リンクからご確認ください)
開館時間: 午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
休館日: 月曜(祝日の場合は翌日)、館内整備日(8月を除く、原則として毎月第2火曜日、12月・1月・2月の火曜日)、年末年始、国民の祝日等の翌日(土曜日、日曜日または国民の祝日等にあたるときを除く)


神奈川県立 生命の星・地球博物館

生命の星・地球博物館は、46億年にわたる地球の歴史と生命の多様性を展示した自然系博物館です。

nh.kanagawa-museum.jp

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かわさき宙と緑の科学館|昼間の星を見る会 

かわさき宙と緑の科学館では、天体望遠鏡を使った観察会をおこなっています。 

1月7日(日)・28日(日)に開催される「昼間の星を見る会」では、太陽の黒点やプロミネンス、昼間に観察できる明るい構成や惑星などの様子を観察できます。また、平日14:00~14:45の「アストロテラス公開」では、天体望遠鏡で太陽の様子を観察できます。 

宇宙を知ることは地球を知ることにもつながります。天体観測をきっかけに、親子で地球が直面している環境課題について考えてみてはいかがでしょうか。 

会場: かわさき宙と緑の科学館(神奈川・川崎)
開催日程:  2024年1月7日(日)・28日(日) :昼間の星を見る会
開催時間: 11:00~12:00/14:00~15:00(それぞれ開始30分前から整理券を配布)
開館時間: 9:30~17:00
休館日: 月曜日(祝祭日の場合は開館、翌火曜日は休館)、祝祭日の翌日(土日・祝日の場合は開館)、12月29日~1月3日


かわさき宙(そら)と緑の科学館(川崎市青少年科学館)サイエンスプリン

「かわさき宙(そら)と緑の科学館」は、生田緑地のなかにある自然系の博物館です。「自然体験」「天文体験」「科学体験」の3つの感動体験をテーマにしています。世界最高水準の星空を映し出すプラネタリウム「メガスターⅢフュージョン」、「川崎の自然」や「天文」をテーマにした常設展示、様々な世代に向けての科学実験や自然体験教室、屋上アストロテラスでの天体観察などを楽しめます。

nature-kawasaki.jp

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国立科学博物館|特別展「和食~日本の自然、人々の知恵」 

「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されて10年が経ちました。国立科学博物館では、特別展「和食~日本の自然、人々の知恵」と題した特別展を開催中です。 

世界中でますます注目が高まる和食を、バラエティ豊かな標本や資料とともに科学や歴史などの多角的な視点から紹介し、日本列島の自然が育んだ多様な食材や人々の知恵や工夫が生み出した技術、歴史的変遷など、知っているようで知らない和食の魅力に迫ります。 

日本の食への理解を深めながら、食をめぐる課題、世界が直面している飢餓の問題などを考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。4月以降は山形、宮城、長野、愛知、京都、熊本の順に全国を巡回予定。 

会場: 国立科学博物館(東京・上野)
開催日程: 2023年10月28日(土)~2024年2月25日(日)
開館時間: 9:30~17:00
休館日:月曜日(12/25、1/8、2/12、2/19は開館)、12/28~1/1 


特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」

特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」の公式サイトです。国立科学博物館で2023年10月28日(土)~2024年2月25日(日)まで開催。その後、全国巡回予定。

washoku2023.exhibit.jp

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展覧会

「服の終わりから問うー古着の墓場ケニアからスラムの視点を交えて考える」

展覧会「服のおわりから問う - 古着の墓場ケニアからスラムの視点を交えて考える」が東京・港区虎ノ門のソーシャルイシューギャラリー「SIGNAL」で開催されます。

大量の古着が先進国から新興国へ輸出されている今、アフリカでは大量に集まった古着が社会的・環境的な問題へと発展しています。なかでもケニアはアフリカ最大の古着輸入国であり、古着の最終処分場とされています。

本展覧会では、「アフリカと古着」をテーマにファクト&データで紐解く展示をはじめ、ケニア現地で制作した古着アップサイクルコレクション、ケニアの巨大スラム街キベラの若者とコラボレーションした写真・映像作品を鑑賞することができます。私たちが毎日着ている「服」という身近なテーマを通して、大量生産・大量消費が引き起こす環境問題について考えてみてはいかがでしょうか。

会場: ソーシャルイシューギャラリーSIGNAL(東京・虎ノ門)
開催日程: 2024年1月23日(火)~2024年2月22日(木) ※日・月・祝日は休み
開館時間: 11:00~18:00


アフリカの古着問題に焦点を当てた展覧会『服のおわりから問う』1月23日(火)〜2月22日(木)

展覧会『服のおわりから問う - 古着の墓場ケニアからスラムの視点を交えて考える』を、2024年1月23日(火)から2月22日(木)まで、東京都港区虎ノ門のソーシャルイシューギャラリー「SIGNAL」で開催します。 大量の古着が先進国から新興国へ輸出され、社会的・環境的に多大なる影響が生じています。遠いアフリカの地で広がっている複雑な問題のようでありながら、私たちが毎日着ている服についての身近な問題でもあります。なかでもケニアはアフリカ最大の古着輸入国*であり、古着の最終処分場とされています。本展覧会では、「アフリカと古着」をテーマにファクト&データで紐解く展示をはじめ、ケニア現地で制作した古着アップサイクルコレクション、ケニアの巨大スラム街キベラの若者とコラボレーションした写真・映像作品をご覧いただけます。過剰な大量生産・大量廃棄が引き起こす問題について、まず身近な衣服をきっかけに社会課題に触れ、一緒に考え、希望を生み出す道を探りませんか。*最も多く古着を輸入したアフリカの国はケニア(2億5,959万ドル・UN Comtrade 2022年) 展覧会概要  会期 2024年1月23日(火)〜2月22日(木)※日・月・祝日は休み 時間 11:00-18:00 入場 無料 会場 ソーシャルイシューギャラリー「SIGNAL」 東京メトロ日比谷線 虎ノ門ヒルズ駅 A2出口から徒歩5分 東京メトロ銀座線 虎ノ門駅 2a出口から徒歩3分 Google map:https://maps.app.goo.gl/u65TMos7MBUW2k5y9   常設展示 ◆フォトエキシビション ケニアのスラムで暮らす若者とのコラボレーションで製作された写真の展示・販売を行います。原価(プリント代、額装、送料)をのぞいた全額が、スラムで暮らす子どもの教育・生活支援に使われます。 *本展で販売される写真作品の収益は、キベラスラムで暮らす孤児や貧困児童の教育費として現地コミュニティに還元されます。 ◆アップサイクルファッションマーケット SHIFT80がケニア現地で古着をアップサイクルしたコレクションをはじめ、南部アフリカのエスワティニで生産されたペーパービーズピアスなどを展示・販売します。 ◆『One day in Kibera』 キベラスラムの若者が使い捨てカメラで撮影したスナップショットを展示。そこで暮らしているからこそ撮影できた、リアルな視点で切り取られた日常をご覧いただけます。 ◆ブース展示「生まれた場所がちがうだけで」 売られている服、あなたの着ている服、足元にある布。それらはかつて、おなじ素材であったはず。なのに、かたや踏まれ、汚され、捨てられる。ほんの少し生まれた位置がずれていれば、運命は変わる。それは、生地だけじゃない。私たち人間も、おなじではないだろうか。 ◆ブックコーナー 持続可能なファッションを考えるヒントとなりそうな書籍を、実験的プライベート書庫「Daily Practice Books」が選びました。会場内で自由にお読みください。購入も可能です。 特定日開催 以下の日程でトークイベントや体験イベントなどを開催する予定です。 1月27日(土)、2月2日(金)、2月3日(土)、2月9日(金)、2月10日(土)、2月17日(土)、2月22日(木) 詳細が決まり次第、こちらのページと「SHIFT80」SNS、ニュースレターでお知らせします。この機会にぜひフォロー、ご登録ください。●Instagram: https://www.instagram.com/shift80jp/ ●X: https://twitter.com/SHIFT80jp●NEWS LETTERへの登録はトップページ下部よりお願いします*予告なくイベント日程が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

shift80.jp

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美術館

森美術館|「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」

20周年を迎えた「森美術館」(東京・六本木ヒルズ)では、企画展「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために――環境危機に現代アートはどう向き合うのか?」を開催中です。 

本展では、「世界共通の世界共通の喫緊の課題である環境危機に対し現代アートがどのように向き合い、私たちの問題としていかに意識が喚起されるのか」というテーマのもと、世界16か国、34人のアーティストによる作品を紹介します。 

輸送を最小限にするため、身近にあるものを素材として再利用した作品が多いのが特徴です。東京近郊の病院の廃材を素材とした絵画インスタレーション、ゴミを高温で溶解させたスラグと大理石を並置するインスタレーション、貝殻を観客が踏みしめる感覚と音を体験できる作品などがあり、現代アートを通して環境危機を考える機会になりそうです。

会場: 森美術館(東京・六本木)
開催日程: 2023年10月18日(水)~2024年3月31日(日)
開館時間:10:00~22:00(火曜日は17:00まで。年末年始も開館、1/2は22時まで)


mori.art.museum

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フェスティバル

多文化共生を体験「オール・トゥギャザー・フェスティバル 2024」

“楽しむ!学べる!世界の文化と共生社会”をテーマにしたフェスティバルです。 

他国の文化や習慣に触れたり、外国人との共生社会について考える展示、体験ワークショップやトークショー、LIVE&ダンスパフォーマンスなどが盛りだくさん。世界の料理が楽しめるキッチンカーコーナーや、海外の人気の工芸品やアイテムが手に入る物販コーナーもあり、一日中楽しめそうです。

海・山

漂着ごみを拾って海岸清掃「ウキブイ大作戦 @茅ヶ崎ヘッドランド海岸」

海岸清掃団体の湘南ウキブイが「未来の子供たちに安全で美しい海、裸足で走り回れる砂浜を残してあげたい」というコンセプトで主催するビーチクリーンイベントが1月14日(日)・2月11日(日)に神奈川・茅ヶ崎のヘッドランド海岸で開催されます。

茅ヶ崎のヘッドランド海岸に漂着したごみを拾うだけでなく、一定時間で砂浜に落ちているマイクロプラスチックを拾いその量を競うイベントもおこなわれます。

会場: 茅ヶ崎ヘッドランド海岸(神奈川・茅ヶ崎) 
開催日程: 2024年1月14日(日)・2月11日(日)※要予約うきぶいHP出典:うきぶい

スノーリゾートの持続可能な運営を目指す「サステナブル・リゾート・アライアンス」 

出典:サステナブル・リゾート・アライアンス

2023年12月、スノーリゾートの持続可能な運営の実現を目指す「サステナブル・リゾート・アライアンス」が発足しました。スキー場同士が横のつながりを深めて共に気候変動対策に取り組むだけでなく、滑り手であるスキーヤー・スノボーダーもその活動を支援する形でかかわっていく大規模プロジェクトです。 

今シーズンはアライアンスに加盟しているスキー場のいくつかで「POWチケット*」の試験導入がおこなわれます。(*POWチケットは、通常のリフト券に数百円をプラスした特別チケットで、差額分がそのスキー場におけるサステナブルな取り組みに寄付される) 

現在、以下16カ所のスキー場がアライアンスに加盟しています。

  • ニセコ東急 グラン・ヒラフ(北海道虻田郡倶知安町) 
  • ハンターマウンテン塩原(栃木県那須塩原市) 
  • マウントジーンズ那須(栃木県那須郡那須町) 
  • かたしな高原スキー場(群馬県利根郡片品村) 
  • たんばらスキーパーク(群馬県沼田市) 
  • 糸魚川シーサイドバレースキー場(新潟県糸魚川市) 
  • スキージャム勝山(福井県勝山市) 
  • タングラムスキーサーカス(長野県上水内郡信濃町) 
  • エイブル白馬五竜(長野県北安曇郡白馬村) 
  • 白馬八方尾根スキー場(長野県北安曇郡白馬村) 
  • 白馬岩岳スノーフィールド(長野県北安曇郡白馬村) 
  • しらかば2in1スキー場(長野県北佐久郡立科町) 
  • 白樺高原国際スキー場(長野県北佐久郡立科町) 
  • 木曽福島スキー場(長野県木曽郡木曽町) 
  • 御嶽スキー場(長野県木曽郡王滝村) 
  • 斑尾高原スキー場(長野県飯山市)

2023年12月7日(木)から2024年2月29日(木)には、一般スキーヤー・スノーボーダーが誰でも参加できる署名型キャンペーンが実施されます。ホームゲレンデや思い出の詰まったスキー場をひとつ選び、そのスキー場の脱炭素化・サステナブルリゾート化を応援できるキャンペーンです。詳細はこちらをご確認ください。 

まとめ

今回の記事では、親子で楽しめる冬のSDGs関連イベント・お出かけスポットをご紹介しました。ご家族でサステナビリティへの関心を持つきっかけにしていただけましたら幸いです。  


サステナビリティハブ編集部
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